このスレでは扇風子タンがタローを見守っているけれど、
長く使った物には本当に魂が宿ってくれるのかもなあと思った出来事がある。

           〃 ̄ヽ 〜
         r'-'|.|  O |  〜
         `'ーヾ、_ノ 〜
             | ,|      (´∀` )
          ,,-/ ̄|、     ノ(   )ヽ
          ヽ__シ    へ∧ノ


たしかそれはまだ夏休み中の、今年にしては珍しく暑い日の午後の事だった。

                \ │ /
                 / ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< 夏休み夏休み!!
                 \_/  \_______
                / │ \


その日は三時間ぶっ続けで学校の講習があり、

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 〜〜〜〜〜、〜〜〜〜〜〜〜。
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━━━∨━━━━━━━━━━

 ,__
 iii■__∧          ∫ ∬
X ノ ハヘ X━/━━━━━ ∧∧━━
 |゚ノ ^∀^) / ∇      (゚Д゚;)∬
 〈~ <V>~つ┌─┐   /⊂   ヽ
 !!|__:__|  ?|□|  √ ̄ (___ノ〜
 (__)_)  |  |  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  | ====∧==========
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      |〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?
      \_________________

風通しの悪い教室の中で存分に蒸されて家に帰ってきた自分は、汗と一緒に体力も全て搾り取られていて、

  ________/
   ____      :|
   ::::::::::::  ||     |
   ::::::::::::  ||     |
   :::::::     ||     |
   :::::::     ||     |
   :::::     ||     |
   ::::   O: ||     |
   :::     ||     |
   :     ||  ∧∧│
   :     || (;-д-) タダイマ…
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(|;;`y'|) ̄\
         〜|;;;:;;|    \
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し^J ̄ ̄ ̄ ̄\


            ∧∧
            (゚∀゚;) クソアチーヨ アヒャリソウダ
           と|  U
            |  |〜
            し^ヽ)

やっとの思いでべたつく制服を着替えた後、リビングで首を振っていた扇風機の前で
倒れこむようにして眠ってしまった。

  γ´`三´ ̄ヽ 〜
  | O  三 O |  〜
  ゝ__,,三、__ノ 〜
     | ,|           モウダメポ…
  ,,-/ ̄|、      ∧∧
  ヽ__シ   ⊂(-д-;⊂⌒`つ

意識を失う前に、あー扇風機上向いてるな、これじゃすぐ下にいても風が来ないなー
とか思った記憶があるのだが、

  γ´`三´ ̄ヽ 〜
  | O  三 O |  〜
  ゝ__,,三、__ノ 〜
     | ,|           …ウゴケネェ
  ,,-/ ̄|、      ∧∧
  ヽ__シ   ⊂(゚д-;⊂⌒`つ

ほんのちょっと手を伸ばしてその角度を変えるだけの気力もなかった。


数十分後。

                  ∧∧          ∧∧
                 (゚ー゚*)         (゚Д゚,,)
                 ⊂  ⊃        ⊂ と
     ∧∧て         O、 )〜        0,  |〜
   ⊂(゚д゚ ⊂⌒`つ       `J           `J

買い物袋をいっぱい持って帰ってきた家族に起こされて目を覚ました。

 ミンナウチニイタンジャ?
            ∧∧ アサイッタジャナイ
    ∧∧     (゚ー゚*)
   (,,゚Д゚)    と  |) 
   /   つ    |  |〜
 〜(__)     U U

あれ、みんなうちにいたんじゃなかったの!?とおどろく自分に母親は朝伝えといたでしょ、
鍵かかってるの気づかなかったのと言った。そういえば確かにそうだった。
どうも家に人の気配がないのに気づかないほど帰宅時は朦朧としていたらしい。
起きるなりすっとんきょうな声を出した自分がよほどおかしかったらしくみんな大爆笑だった。

            ∧∧ アッヒャヒャヒャ
    ∧∧     (゚∀゚*)
   (*゚Д゚)    (|  |) 
   /  |      |  |〜
 〜(__)     U U


だが自分が驚いたのは、家にいると思っていたみんなが実は外に出ていたからではなかった。
家族の言うことが本当なら、自分が寝ているあいだ家には自分ひとりしか人間はいなかったはずで、
誰も家の中のものをいじれなかったはずなのだ。

      ∧∧ only me…
     (,,゚Д゚)
     /  |
   〜(__)

だから自分が寝た時と起きた時で、周りの様子が違っているわけがない。
それなのに、それなのになんで、

      ∧∧
     (゚Д゚,,)
     /  |
   〜(__)


自分が目を覚ました時、扇風機は下を向いてこっちに風を送っていたんだ?

          ,‐ 、γヽ
          `.、/  /
          | i  /  ミ   ∧∧
           | |‐'     ミ (゚Д゚,,)
        ,,-/ ̄|、      /  |
        ヽ__シ   〜(__)

うちの扇風機はボロいので、たまに誰も触らなくても首が下がることがある。

          ヾ ヾ   カクッ
          ,‐ 、γヽ
          `.、/  /         ∧∧ アラ
          | i  /         (゚ー゚*)
           | |‐'          (|  |)
        ,,-/ ̄|、         〜|  |
        ヽ__シ         U U

だがそれはほんとうにたまにで、誰の目もなかったほんの数十分のうちに起こる確立というのは
とても低いのではないだろうか。
まあ単なる偶然として片付けることもできなくはないが・・・。


いつもなら扇風機の首が下がるとちゃんと直してやるのだが、その日は
そうするのがもったいない気がして、

          ,‐ 、γヽ
          `.、/  / ミ∧∧ …
          | i  /  (゚д゚ ,,)
           | |‐'  ミと と|
        ,,-/ ̄|、   |  |〜
        ヽ__シ  し^J


たださびた金属カバーをなでるようにするだけだった。

          ,‐ 、γヽ
          `.、/  /  ∧∧ アリガトウ
          | i  /(`(д゚ *)
           | |‐'   ヽ   |
        ,,-/ ̄|、   |  〜
        ヽ__シ  し´U


The Author : 七氏◆7/ZZY44ang様

 

 

 

 


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